「幻想異端文学連盟」とは?

〜究極のオンライン小説ホームページである〜


げんそう【幻想】
根拠のない空想。とりとめのない想像(をすること)。

いたん【異端】
その世界や時代で正統と考えられている信仰や思想などからはずれていること。

(岩波国語辞典より)


  幻想異端文学とは、言葉の通りに解釈するなら、超自然的な怪異や別世界など、現実にありえないとされる事象を扱う小説のジャンルであり、なかでもとりわけ正統派から外れた異教的な香りを持った作品をさすことになろう。文学史においては或いは18世紀から19世紀にかけて西洋に花咲いたゴシックロマンや怪奇小説の世界であり、或いは今世紀初頭のシュールレアリズムやデカダンスであり、或いは近年のSF・ファンタジー小説であり、また或いは古代の神話や伝承物語でもある。
 しかし当サイトにおいては、既成の常識や固定観念に縛られることなく、各自が自由にこの言葉を解釈していただきたい。それこそが幻想的で異端的な創作活動にたずさわる我々の精神の証であり、創意の根源でもあるのだ。

  幻想異端文学連盟では、幻想異端文学を得意とするオンライン作家達の作品発表の場として、広く門戸を開放したい。一般投稿作品の他、定期的に様々な企画を放出し、常に意欲あるオンライン作家達の作品を掲載し、正当に評価する環境を提供してゆく姿勢である。
 また書き手の立場からだけでなく、作品を読み、批評し感想を述べる側からの参加も大いに歓迎したい。
 当サイトの特長は、如何なる過激な描写や内容にも、いっさいの規制を設けず、自らの奇異なる精神の赴くがままに書き綴った作品を発表できることである。その為、一般の読者の中には、気分を害するような内容、生理的に嫌悪感をもたらす表現などに突き当たる可能性もあるであろう。しかし「表現の自由」こそこの世で最も大切な財産であり、個の守るべきアイデンティティの象徴でもあるのだ。
 卓越した如何なる個人の個性をも認めようという覚悟のない者は、当サイトの作品を鑑賞する資格はないものと思って諦めていただきたい。

  幻想異端文学連盟に参加してみたいと思ったオンライン作家の皆様は、下記にあげたそれぞれの企画の詳細をよく読んで、参加してください。今まで小説を書いたことがない方も、興味があったらチャレンジしてみましょう。

幻想異端文学大賞……幻想異端文学連盟のメインの企画で、年2回くらいのペースで開催されています。与えられたテーマや条件で小説を募集し、一般読者の投票により、最優秀幻想異端文学大賞を選出するという、インターネット初の幻想異端文学の文学大賞です。詳細はトップページにある「幻想異端文学大賞」へのリンクをクリックしてください。
幻想異端小学校……ノベルゲーム形式のリレー小説。誰もが物語のどこからでも掲示板のように小説の続きを書いてゆくことができます。どんどん参加して無限に物語をふくらましていってください。興味のある方はこちらからどうぞ。
雑誌掲載作品……年2回のペースで幻想異端文学連盟の雑誌を発行します。掲載するオリジナル書き下ろし作品を常時募集しております。内容は自由。形式は小説・詩・漫画・散文・論文・絵・イラスト・写真・CG・戯曲、その他なんでもかまいません。興味のある方はこちらからどうぞ。
その他……上記の企画以外でも作品を掲載したい、連載したい、新しい企画を提案したい等のご要望がありましたら常時相談にのりますので、メールにてご連絡ください。

 皆様のご参加をお待ちしております。


ザッピー浅野
1999年2月10日
(2004年6月20日修正)


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