「ねじ式」といえば、1968年「ガロ」で発表されたつげ義春先生の有名漫画ですね。シュールだとかアートだとかありきたりのひとことでは語り尽くせない傑作であり、近年巷でよく見かける不条理ものとも一戦を画す孤高の名作であります。後の漫画家に与えた影響は量り知れず、高橋留美子や蛭子能収などの漫画でパロディ化されたり、98年には浅野忠信主演で映画化もされました。
　今回の「第９回幻想異端文学大賞」では、つげ義春先生の「ねじ式」のパロディ＆オマージュでもよし、「ねじ式」という言葉を一般的に解釈したものでもよし。原則として、「ねじ式」というテーマに沿ったものか、「ねじ式」という言葉が作品中に出てくれば、どんな作品でもOKです。作品は面白いだけでなく、テーマを如何に斬新な切り口で解釈するかも評価の対象になります。
　現在作品を募集中です。興味のある方は、下記の詳細をよく読んで、ご参加ください。

応募要領
テーマ：ねじ式
内容：「ねじ式」というテーマで書かれた短編小説、もしくは叙事詩。
　　　（雑誌・書籍媒体未発表作品に限る）
　　　（同人誌は可）
　　　（インターネットで発表したものは、他の同種の文学賞系サイト以外であれば可）
締切：2005年10月2日（応募作品が5作品に満たない場合は延長される）
文量：文字数100字以上20,000字以内
資格：プロ・アマを問いません。
参加作品発表：締切直後、当ページにて一般公開。
応募方法：メール添付ファイルにて送信（メールにベタ打ちでも可）
　　　　　なるべくテキストファイル形式にて。

☆応募作品には、お名前（ハンドル・ペンネーム可）、年齢、性別、肩書き、作者からのコメントを添えてください。
☆応募作品の著作権は、各作者に属しますが、作品発表後のホームページ上から削除の申し出はなるべくご遠慮ください。
☆その他、質問のある方は掲示板か、メールにてお問い合わせください。

評価の基準
5点……最高 (excellent)
4点……良い (good)
3点……普通 (it's OK)
2点……イマイチ (not so good)
1点……駄目 (bad)

☆目安としては、5点…大賞レベル、4点…優秀賞レベル、3点…佳作レベルとお考えください。
☆作品そのものの面白さだけでなく、各部門の「テーマ」や「条件」を如何に巧く内容に昇華しているかも考慮に入れてください。
☆各審査員の評価を参考にして、各賞を決定いたします。
☆各審査員の寸評はまとめられ、ホームページにて発表。
☆参加作家の方も、審査に参加する権利があります。（その場合、自分の作品も客観的に評価してください）
☆その他、質問のある方は掲示板か、メールにてお問い合わせください。