by Qビック
セミの声で目が覚めた。ボクは、寝ぼけながら、シーツにプリントしてある等身大スケールの藤岡めぐみちゃんにキスをした。めぐみちゃんは、コンピューター恋愛シュミレーションゲーム「ときめいてパラダイス学園2」でボクが一番萌えているキャラクターだ。
今日は、なんだかいい気分だ。ボクは、九十七キロの巨体をベットの上でのたうたせ、起きあがろうとした。ところが、体が軽い。ぴょんと跳ね起きてしまった。
ボクは、部屋を見渡す。
藤岡めぐみちゃん(水着)の大型ポスターが張られている。そのとなりで、チャイナドレスの格闘家、リン=リンリンが微笑んでいる。本棚には、8分の1の美少女フィギュアが十八体、ならんでいる。天井からは、美少女戦隊ブルマ5のパラレルステッキの販促デスプレイが揺れている。パソコンには、美少女陵辱ゲーム「虐!ざ・学園」のステッカーが貼りついている。
ボクは、立ち上がった。パンツとズボンがずり落ちた。
自分の脚が視界に入った。見慣れた、毛むくじゃらで丸太のような脚じゃない。スラリとした白い脚だ。
腕も、ホッソリしてしなやかなものだった。股間には、あるものがなかった。胸には、やわらな乳房が2つ!
ボクは、葛塚 芳雄。十九才。オス。専門学校生。身長、一六六センチ、体重、九七キロ。趣味、アニメ、ゲーム、パソコン。のはずだ。こんなに細い手足をしているはずがない。
鏡を見た。
なんて、可愛い・・・・顔が写っていた。
藤岡めぐみちゃんが、実在したら、きっとこんな顔だろうと思った。
って、ことは、ボクは、
藤岡めぐみ、十六才。私立かがやき高校2年生、身長一五七センチ、体重四三キロ、スリーサイズ八五、五七、八六、趣味、モダンバレー、スキー、音楽鑑賞(クラッシック)
に変身してしまったのか!
ボクの愛のためなのか?ただの夢なのか?
ポッペタを抓ってみる。
「いや〜ん。いたーい」
自分でも驚くほど、可愛い声だ。
姿は、藤岡めぐみになっているが、部屋は、葛塚芳雄のものだ。
どうやら、本当に変身してしまったらしい。
とりあえず、胸を揉んでみる。
や、やわらか〜い。ほどよい弾力があり、手触りが最高だ。
あ、揉まれていることでも、なんか、感じてきてしまった。
「あ、ああ、ああ〜ん」
はあはあ、なんて、艶っぽい声を出すんだ。
こ、こんなことをやっている場合じゃない。
なぜ、変身してしまったのか・・・・これから、どうするのか・・・・
だいたい、めぐみちゃんが、朝起きたらすぐにオナニーするわけがないじゃないか。
めぐみちゃんなら、こんなときどうするだろう。
あ、あれっあれっ、これ、どういうこと????
わたし、なんで、こんな部屋にいるの?
(ぐふふふ、我ながらカワイイ驚き方だ)
まず、服を探さないと・・・・
タンスを覗いても、太い服ばかりで、とても着られそうにないわ。
とにかくパンツだけでもなんとかしなきゃ。
あ、机の奥に確か。
あった、昔、コレクションしたSサイズブルマー。
八十六センチのヒップには、さすがに小さい。
なんか、食い込んでる感じがするけど、ノーパンよりましかな。
上着は、Tシャツにウエストを細目のベルトで、締めればなんとかなりそう。
うん。純白のTシャツなんて、さわやかな、めぐみちゃんにピッタリだ。
とにかく、この家を出て、まともな服を手に入れないとまずい。
家の窓から、立木を伝い塀に降り、道路にでる。
ボクは、こんなこと、子供のころにしただけで、肥満体になってからは、できなかった。めぐみちゃんは、スポーツ万能という設定なので、身軽にこなせた。
玄関にまわり、ママのサンダルを拝借する。
ママの服もあればこしたことがないが、1階には、ママがいるので、さすがにそれは、まずい。デパートに行って、とりあえず、安い服でも買うしかないだろう。
これで、なんとか、遠目には、普通の格好に見えるだろう。
あれ、変な目つきで、近所のおばさんが見ている。
中学生の男子どもが、ボクを見て、なにやら騒いでいる。
やっぱり、目立つかなー。
なんたって、飛びきりの美少女だし。
見下ろせば、Tシャツからは、眩しいほどの白く長い脚が伸びている。
よく見れば、へんな格好だよね。
ブラは、つけてないけど、大きいTシャツのために乳首が透けるなんてことにはなっていないはずだ。
とにかく、一所に立ち止まっているのは、まずい。
走ってその場を去る。
なんて、速く走れるんだろう。爽快だなぁ。
走ることがこんなに楽しいことだなんて。
しばらく走っているとすれ違った赤いスポーツワゴンが、ボクの前までバックをして来て止まった。
「は〜い、彼女」
窓から茶髪のみそっ歯が乗り出している。鼻ピアスが光っている。
中を覗くと、角刈り金髪のデブと、紫パーマのチビな男の愛想笑い。
こいつら、ボクを軟派する気なのかな。
「僕たち、道に迷っちゃって、ちょっと、案内してくれないかな?行きたいとこまで、車で送るよ」
ボクは、吹き出しそうになった。
「どこに行きたいんですか?急いでますので」
「いいから、ドライブいかない?乗っけてくだけでもいいよ」
みそっ歯の視線がボクの体を這っている。うげげっ。気色悪いよ〜。
「結構です。」
ボクは、走り出した。
「どこ行くの?」
しつこくバックで追ってくる。
「デパート」
「乗っけてくよ」
「やだ!ほっといてよ」
ボクは、全速力で走って逃げた。
あー、うっとうしい。気持ち悪い。最低な奴ら〜。バカみたい。夏は、オオカミのような奴らがでるから、油断が出来ない。
振り返ると、車が走り去っていくのが見えた。
どうやら、諦めたらしい。
さすがに汗をかいてしまった。
まだ、午前中とはいえ、日差しが強く、気温は、三十度を超えていた。
あ〜あ、汗でグショグショ。
あ、あああ、た、大変だ。
汗で濡れたTシャツが肌に張りついてくる。下着は、着ていないし、なんかエッチっぽいぞ。これじゃ、オオカミじゃなくても飛びかかりたくなるかも。
目立たない路地を通って、デパートに行くしかない。
人に会いませんようにー。
ああ、男子高校生らしい一群が。
目をつぶって、風のように走り抜ける。
「お〜、すげー」「見たか、今の」
とか、歓声が上がったような気がする。まあ、精力が有り余っているやつらだからしかたがない。
めぐみとしては、
「や〜ん、恥ずかしい。なんで、こんな目に会わなきゃならないの。くすん。」
って、感じだ。
走ったので、なお、汗をかいてしまい、Tシャツが肌に吸い付いてくる感じだ。めぐみちゃんって、汗っかきだったのか・・・・。体重九七キロだったころの水分が噴出しているのかもしれない。
パツパツなブルマーまで、透けて見えそうだ。
デパートまでもうすぐだ。
人気のない車一台がやっと通れるビルの隙間に逃げるように走り込んだ。
足をとめる。赤いスポーツワゴンが道をふさいでいた。
車の前に、さっきのみそっ歯男がニヤニヤ笑いで立っていた。
後ろには、角刈り金髪のデブと、紫パーマのチビな男。
みそっ歯がくわえていたタバコを投げ捨て言った。
「さっきは、つれなかったなぁ。逃げることないじゃん。そんな色っぽい服で、男がほしいんだろ」
「な、なによー、あなたみたいな男、お呼びじゃないわ」
「くっくっく・・・・そんな、すけすけな格好で出歩いてんだ。無理するなよ。待っていてやったんだぜ」
みそっ歯が1歩近づいてくる。
「やめて!さわらないで」
「うるせぇ、車に乗るんだ」
男たちに、一斉に飛びかかられて、ほとんど抵抗が出来ないまま、ワゴン車に連れ込まれてしまった。
まずい・・・・これじゃあ、美少女陵辱アドベンチャーゲーム「ナンパ監禁地獄」じゃないか。キャラクターが清純派恋愛シュミレーションゲームのヒロインだから、同人誌「抜いて!パラダイス学園(陵辱編)」の乗りかもしれない。
ボクの必死の抵抗もかえって相手を興奮させるだけだ。
ボクは、簡単に3人の男に、押さえ込まれ、車の中に押し込まれてしまった。
みそっ歯が、車を運転し、後部座席でボクを挟んでチビとデブが座っている。
「こりゃすげえや!」
デブがボクのTシャツをまくり上げながら、叫んだ。
「こいつ、ピッチリSサイズブルマーで、おまけに濡れ濡れだぜ!」
「だから、言ったろう。こういう可愛い顔をした女が、実は、淫乱牝豚なんだ」
と、みそっ歯。
「わたしは、淫乱牝豚なんかじゃありません」
「おお、ノーブラだぜ!こいつ」
チビがTシャツの中に手を入れ乳房を鷲掴みにした。
「きゃあ!握らないで!痛い!」
けっこう、痛いものだなぁ。
「きゃああああ!やめて!さわらないで!」
こんなやつらに触られるくらいなら、自分でもっと触っておけばよかった。
なんて、いやらしい手つきだ。
背中に悪寒が走り、暑いのに鳥肌が立った。
「やめて!やめてー!」
「うるせーっ、さわぐな!」
ボクは、腹を殴られた。内臓がバラバラになると思うほどの衝撃だった。
「う、うう・・・・」
ボクは、恐怖と不安で、うめきながらすすり泣くことしかできなかった。
ボクって、こいつらに輪姦される運命なのかな・・・・。
車から降ろされたのは、廃棄された工場の中だった。
錆の匂いがした。ガランと広い建物だった。
敷地が広いので、叫んでも誰にも聞こえないだろう。
「よく見ると、えらい美人だな。モデルでもしてるのか」
みそっ歯が、ボクのあごを親指で支えながら言った。
「放して。ただの高校生です」
「ただの高校生がこんな格好して、町を歩くかよ」
みそっ歯が、Tシャツを引っ張り脱がした。体重九七キロの男物のTシャツなので、スルリと脱げてしまった。
「なんだこりゃーっ!ブルマーが食い込んでいやがるぜ」
んんん・・・・たしかに普通の高校生がこんな格好で、町を歩かないな・・・・。襲ってくださいって言っているようなものだ。
「ま、待って!わたし、本当は、男なの!」
仕方がない。もう、全部話すしかないだろう。
「ぎゃははっ!男かどうか、今、調べてやるよ」
みそっ歯は、涎を拭いながら、ブルマーを引き下ろした。
「おまけにノーパンかよ!正真正銘の女のようだぜ。」
みそっ歯の鼻息が頬にかっかった。臭い口臭。
お、おい、男に犯されるのなんて、絶対、ごめんだ。
ボクは、必死で腕を振り回すが、すぐに押さえ込まれてしまった。
涙が頬をつたうのがわかった。
「うれし涙かい。よっぽど、やられたかったんだね」
スキを見て、みそっ歯の頬に平手打ちを当てた。
「こ、この」
みそっ歯は、細い目をつり上げて、ボクのほっぺたを3発はった。
「可愛い顔をしていると思って、いい気になりあがって。ちょっと、痛い目にあわせないといけないな」
「こんなに綺麗な子、僕も、ただ、輪姦するだけじゃもったいないと思ってました」とチビ。
「今日は、SM輪姦パーテーとしゃれ込もうか」
こ、これでは、陵辱ゲームの世界ではないか。こんな男達に犯されるなんて、死んでもいやだ。でも、腕力じゃかないそうもないし、どうしよう。
ボクは、体温が急激に下がっていくのを感じた。震えがとまらない。
ボクは、みそっ歯に押し倒され、デブに両腕を押さえられ、脚だけをばたつかせて抵抗した。
みそっ歯の顔が近づいてきた。細い目、つぶれた鼻に銀ピアス。臭い息がかかる。
「一発、ぶち込めば大人しくなるだろう」
みそっ歯は、荒い息をしながら、ズボンのベルトを外している。外してから、のしかかればいいのに、興奮状態で、気持ちが先走っているみたいだ。
こんなのに、犯されるなんて、やだやだやだやだ。でも、抵抗しても、相手をいきり立たせるだけだ。
ああ、もう、ダメだ。
みそっ歯の腰が沈んだ。
あれが、入ってくる。引き裂けるような傷み。
「い、いたああああああっ!」
想像していたより、鋭い痛み。だけど、こんな野郎のあんなものが体内に入ってくる気持ち悪さの方が、辛かった。
「ぬいてーっ!ぬいて下さい!」
殴られるのも承知で、叫んでしまった。
「そう簡単に抜けないよ。俺は、遅漏なんだ」
そういう意味じゃない。そうか、ボクの体の中に、こいつのあれがそそぎ込まれるって、ことか。
「ダメッ!抜かないでーっ!抜いちゃヤだー」
「あ、あんた、いちいち可愛すぎるぜ。何人も強姦したが、こんな、可愛い子は、初めてだ。男を喜ばせるために産まれてきたようなやつだ」
みそっ歯は、上を向きながら賞賛の言葉を叫んでいる。
ボクも、自然に理想の女の子を演じてしまっている。というより、ゲームやアニメの中の女の子しかしらないから、そうなってしまうのだ。
みそっ歯の腰が、激しく振られ、鼻息が荒くなって行く。
恐怖のときが近づいてくるのだが、ボクには、どうすることもできなかった。
みそっ歯が「うっ」とうなると同時に、腹の中に生暖かいものが広がった。
うう・・・・出し上がった・・・・ボクの体の中に・・・・
溢れる涙。嗚咽。吐き気。
「泣いてるぜ。こいつ、処女だったみたいだ」
いくぶん名残惜しそうなみそっ歯に、デブがズボンを降ろしながら言った。
「は、早く、次、オレだ」
ボクは、デブに犯された。脂肪に埋まった感じで、息が苦しかった。
次は、チビだ。
チビは、タオルを棒に巻き付けたものを穴に差し込み、体液をふき取ってから、ことを済ませた。
やっと、終わったと思ったら、また、みそっ歯がのしかかってくる。
「も、もう、やめて・・・・」
「一発くらいで終わるわけないだろう。そのうち、あんたも、気持ちよくなるぜ」
気持ちよくなるはずがない。触られただけで、体中に虫が這っているくらい、気色が悪いんだ。
それから、何回、犯されたか解らない。やつらは、超人的な精力を発揮して、ボクを陵辱しまくった。「こんなマブイ女が相手だと、何百回もやれるぜ」「死んでもいいーっ」などと叫びつつ、いろいろな体位で、ボクを犯した。
「ほら、しゃぶれよ」
みそっ歯が、ボクの目の前にナニを突きつけた。
冗談じゃない。そんなもの、口に入れられるか。目を閉じ唇を噛む。
「言うことを聞かないと、痛い目に会うぞ」
みそっ歯は、ボクの髪をつかみ上げ、腹を殴った。ボクは、くわえるしかなかった。噛み切ってやりたかったが、そんなことをすれば、殺されてしまうと思った。
「出すから、全部飲み込めよ」
ま、まさか、あんなものを飲めというのか。死んだ方がましかもしれない。
喉の奥に勢いよく発射された。ボクは、むせ返る。ドブの水を飲んだ方がましだ。神様、もう、陵辱アドベンチャーゲームは、しません。助けて下さい。
「こいつ、吐き出しあがって」
みそっ歯に頬を張られる。
デブもそれに続き、チビもそれにならう。
精液を飲み干せるようになるまで、続けられた。
彼らも、疲れたらしく、休憩をとることになった。
ボクは、放心状態で、何も考えられなかった。男に犯され、精液を飲まされたのだ。自分の腹を裂いて、水道水で、洗い流してしまいたいくらいだ。
ボクは、仰向けに床に倒れ、鉄骨に支えられているブリキの天井を見上げた。やつらは、たばこを吸いながら、談笑している。卑猥で、大きい笑い声が混じっていた。
まだ、嬲ってもてあそぶつもりなのかな。
「今日は、人生で最高の日だ」
みそっ歯が、立ち上がり、両手を広げながら叫んだ。
「こんなに、いい女とやれるなんて、思っても見なかったからな」
デブと、チビが、拍手をした。
「今日は、とことん、やるぞ!普通の女とは、やれないことも、やってやる」
「イエーィッ」
デブとチビが、歓声を上げる。
みそっ歯がボクの髪を引き上げながら、
「こいつの黄金水を飲む!」
と、言った。
「スカトロ、苦手だったんじゃないでしたっけ?」とチビが言った。
「バカ、これだけ、いい女なら、話が別だ」とみそっ歯。
・・・・信じられない。こいつら、本当の変態だ。強姦ばかりやってると、頭がおかしくなるのかな?
ボクは、仰向けに寝たみそっ歯の頭をまたぐように立たされた。
「さあ、小便をしな」
「そ、そんな、出来ません」
こいつの顔に思いっきり小便をかけてやりたいのは、やまやまだけど、藤岡めぐみちゃんのイメージで、喋ってしまう。
「出せ!出せ!」
デブに腕をねじり上げられる。
「だ、出します!い、いたい!」
ボクは、涙を流しながら、小便をはじいた。
小水は、みそっ歯の顔を直撃した。みそっ歯は、口を大きく開き、長い舌を出して受け止めた。のどを鳴らし、飲んでいるようだ。
「う、うめぇ。興奮する!」
信じられないことにみそっ歯は、勃起している。
「俺なら、こいつのクソも食える」
と、口に唾をためながら、デブが言った。
「浣腸器なら、ありますよ」
チビが、車のトランクを開けながら言った。
「可愛子ちゃんの脱糞ショーといくか」
とみそっ歯。
浣腸液には、機械油が使われた。
しばらくは、便意に耐えていたが、我慢出来なかった。
ボクが排便すると、男達は、大喜びで、はしゃぎ立てた。
「美人の糞は、光沢が違うな」
「臭いも気になりませんよ」
などと、勝手なことを言う。
デブが手づかみで口に運ぶ。
「苦いけど、うまいよ〜」
半べそをかきながら、デブは、飲み込んだ。
みそっ歯もそれにつづいた。
「こんなことが、出きるのは、こいつからだけだな」
スカトロの趣味は理解できないが、ボクも、めぐみちゃんのウンコなら汚いと思わないかもしれないと思った。でも、それは、めぐみちゃんが食べたのではなく、ボクが昨日食べた焼き肉が原料だと思う。
「お礼だ。飲めよ」
みそっ歯は、ボクの顔にオシッコをかけた。口を開くように脅され、少し飲んでしまった。デブとチビも、それに続いた。
それが終わると、3人は、一度やってみたかったと言って、口、性器、肛門を同時に犯した。四つん這いのボクの下にデブ、上にみそっ歯、前にチビだ。
ボクは、意識がおぼろげになってきた。そう言えば、こういうシュチュエーションは、エロ同人誌によくあるなぁ、と思った。でも、全然、気持ちが良くなることもなく、疲れ果ててしまっている。
神様、どうか、もう、助けて下サイ。地獄カラ解放シテクダサイ・・・・。
ボクは、知らず知らずのうちに、神に祈っていた。
ああ・・・・体が、石のように重くなってくる・・・・。
3人のペニスをくわえながら、ボクの意識は、遠のいていった。
いったい、どれくらい時間がたったのだろう。
ボクが目を覚ますと、赤茶けた工場の廃墟の中だった。
ああ・・・・そうだ、ボクは、3人の男に陵辱され、気をうしなってしまったのだった。
人が倒れている。
仰向けに倒れているのがデブ。
機械の脇に倒れているのがチビ。
腹這いに倒れているのがみそっ歯。
眠っているのか?なんか、様子がおかしい。
・・・・死んでいるのか?・・・・。
ボクは、重い体を引きずるように彼らに近づいてみた。
デブは、恐ろしい形相で、胸を押さえて蒼くなって死んでいた。
みそっ歯は、大量の嘔吐物を吐き散らし、喉を押さえて死んでいる。
チビは、機械にぶつけたらしく、頭から、血を流して死んでいた。
なにがおこったのだろう?
自分の脚が、毛だらけの丸太に見えることに気が付く。
顔、体に触る。ぶよぶよとした脂肪の感覚。
あ、ぼ、ボク、元に戻ってる。葛塚 芳雄に。
すると、こいつら・・・・。
ボクは、こいつらに犯されたんだ・・・・。おぞましい記憶が甦る。
心臓が高鳴った。胸が痛い。デブは、心臓麻痺で死んだのか。
止まるなボクの心臓・・・・。脂汗が吹き出した。
同時に、嘔吐感がこみ上げてきた。ゲロを吐く。気管に入りむせ返る。みそっ歯は、窒息死だったようだ。し、死ぬのはイヤだ。
こいつら、犯している最中に、ボクは、藤岡めぐみから、葛塚芳雄にもどったにちがいなかった。
ボクは逃げようと走り出す。脚がもつれた。転倒した拍子に機械に肩を打ち付けた。チビは・・・・。
ボクは、廃工場を這い出すと、素っ裸のまま、一目散に走り去った。